第一営業本部

第一営業本部は、船舶や建設機械に使用される「厚板」、プラントやビルなどの配管として使用される「鋼管」、橋梁や高層タワーなど建造物そのものを形作る「建材」、リサイクルされて各種鉄鋼製品に再生される「冷鉄源」の供給を手掛けている。

同本部は重工業メーカーをはじめとした顧客の国内工場への鋼材供給を手掛ける他、海外に進出する顧客の現地生産をサポートする事業投資を積極的に推進している。例えば、新興国の国土開発に欠かせない建設機械の部品製造を担う厚板溶断事業会社を中国・インド・ブラジルに相次いで設立。鋼管分野ではパートナー企業との合弁会社を東南アジア・北米に展開し、現地の鋼管需要を確実に捕捉。さらに、日本では国内最大の建設鋼材商社「エムエム建材(株)」を設立し業界再編を主導するなど、世界各地で大きな存在感を発揮している。

第二営業本部

第二営業本部は、発電所の変圧器に使用される「電磁鋼板」、自動車や建築物及び、テレビや冷蔵庫、洗濯機といった家電製品など幅広い製品に用いられる「薄板」を国内外に供給している。

同本部は国内外問わず様々な地域への薄板供給を手掛けており、その中でも特に鋼材需要が旺盛な新興国に注力している。自動車メーカー・電機メーカーとの取引に留まらず、インドやミャンマー、南アフリカ共和国などへの電磁鋼板(発電所の変圧器などに使用)の供給など、世界各地の薄板需要に柔軟に対応。また、鋼材加工と顧客へのジャスト・イン・タイム供給を手掛ける「コイルセンター」を、日本はもとよりメキシコ・インドネシア・タイといった国々に相次いで設立するなど、安定的な鋼材供給システムの構築を推進している。

第三営業本部

第三営業本部はメタルワンの中で唯一、海外ビジネスを専門とする本部である。原油の掘削や天然ガスの輸送などのエネルギー資源開発・整備事業に用いられる「油井管」・「ラインパイプ」や、鉄道レール・橋梁などのインフラ開発プロジェクトに使用される「形鋼」・「厚板」、新興国を中心に建築物や食缶に用いられる「薄板」を世界各地に供給している。

同本部は、世界中の拠点から集めた情報を活用し、海外に潜在する新規ビジネスの開拓に取り組んでいる。日本とインドの国家間プロジェクトである高速鉄道建設事業への鉄道レール供給や、ブラジルの油田開発プロジェクトへの油井管供給など、多くの案件に参画している。また、シェールガス開発に必要となる鋼管の需要を視野に入れたカナダの鋼管問屋cantak社の買収といった戦略的な投資を展開することで、世界各地のインフラ・エネルギー開発需要を捕捉している。

線材特殊鋼・ステンレス本部

線材特殊鋼・ステンレス本部は、橋梁のワイヤーや自動車部品のネジ・バネなどに使用される「線材」、原子炉やプラントなど過酷な環境での使用に耐える耐熱性・耐腐食性といった性質を付加した「特殊鋼」、錆に強いことから厨房器具など家庭用品や建築物・家電製品の一部に使用される「ステンレス」などの供給を手掛けている。

同本部は国内で培った営業力とグループ会社との連携を活かし、鋼材需要の急伸が目立つ新興国のみならずヨーロッパやアメリカといった先進諸国のユーザーにも鋼材を供給している。
また、パートナー企業の協力を得て加工事業にも進出。二輪車・四輪車の需要増が見込まれるインドネシアに展開する線材加工会社IWWI、欧州から南米まで世界各国に展開する自動車部品販売会社Nifast、タイのステンレス需要を補足すべく設立したPacific Sheet and Coil Thailandなど、バリエーションに富んだ事業展開によって世界各地の産業を細部から支えている。